イサミ日記 WHAT`S NEW 2009  本文へジャンプ
あんなことこんなこと

12月31日  本店では、24日から31日まで、年末・迎春特売を行いました。
 お肉もお惣菜も、いつもよりちょっと贅沢な商品を、お買い求めいただきやすいよう、お手ごろ価格でご用意させていただきました。
 深刻な不況と言われるなか、連日例年を上回る数のお客様に店を訪れていただき、職員は最後までいきいきと元気良く仕事をすることができました。 お客様に支持していただいているという喜びが皆の気持ちを奮い立たせたのだと思います。 ご来店いただいたすべてのお客様に感謝申し上げます。
 ありがとうございました。
12月30日  岡山工場から今年最後の出荷のトラックが出て行きました。
 例年のように迎春を飾る「神戸牛」など高級な商品を積んでいます。 一年で一番大事な食卓を彩る商品だけに原料の選定から加工、パッキングまで気を抜くことができません。
 こうした仕事を任せていただけるということに、私達は皆誇りを感じています。 またご注文をいただいた消費者の皆様の期待に応えなければいけないという責任感も同時に強く感じています。
 来年も大事な仕事を任せていただけるよう、精進してまいります。 ありがとうございました。
11月26日  本店の壁に看板を掛けました。 ご覧のような、縦横約2.5メートルの立体看板です。 「TVチャンピオン」で「発泡スチロール王」に選ばれた看板屋さんにお願いして作っていただきました。 デザインは岡山の職員の女の子が描いてくれました。
 この設置が大変で、ほぼ一日かかりましたが、作業中、通りがかりの皆さんは不思議そうに眺めておられました。
 厳しい世の中ですが、この看板を見たひとのこころが少しでも和めばいいなと思います。
 店内も照明を入れ替え、惣菜用の陳列ケースを新設するなど、ずいぶん明るくなりました。 ぜひご来店ください。  
11月 5日  視覚障害をお持ちの皆さんとボランティアガイドの皆さんが牧場に来られました。 2年ぶり2回目のご来場です。
 エサやりで牛に舐められたり、子牛に指を吸われたりして、あちこちで歓声が上がっていました。 皆さんとても元気で明るくて、いつもながら一緒にいさせていただいて、こちらも元気になります。
 また、こういったイベントを企画されて、皆さんのお世話をされるボランティアの皆さんの姿にも感動させられます。
 またいつでも遊びに来てください。 みんなでお待ちしています。 
10月24日  黒豚が生まれました。 母豚二頭とも無事出産です。 一頭は妊娠していないはずだったのですが…、生まれました。 合せて18匹の子豚です。 とてもかわいいので驚きました。 大切に育てたいと思います。
9月 7日  某生協さんの鮮魚コーナーにイサミ水産部の釣果が並びました。
 今年は天然遡上がとても多く、例年にない釣果が続いています。 最近の平均釣果は1日50尾を超えています。
  天然のアユは美しく、香りも良く、おいしいのです。 多くの人に味わってもらいたいものです。 イサミのお店でも、大売出しの日に甘露煮にしてお客さんにサービスさせていただこうと思っています。
 シーズンも終盤。 あと何回竿を出せるのでしょうか。
 
8月25日  .牧場に行きました。 この日は守口から組合員さんが見学に来られていたので、一緒させていただきました。
 見学、えさやり、子牛のミルクやり、そしてバーベキュー、と一通りのメニューのあと、放牧場に行って和牛を追いかけたり、ポニーをなでたりして遊びました。 夏休み中の子どもはほんとに元気です。
 この日は全国的に涼しい一日だったそうですが、牧場をわたる風からは、夏の終わり、というよりも本格的な秋の気配が感じられました。 そういえば日曜日に釣った鮎の中には、卵を抱いているものもいました。 何だかすこし寂しくなります。
8月 9日  本店の近くの皆さんが見学に来られました。 懇意にさせていただいている、東部市場の魚屋さんがツアーを企画され、約40名参加されました。
 この日はあいにくの雨。 また、「高速1000円」の影響で、ずいぶん時間もかかったようです。 しかし皆さんのテンションは上がりっぱなしで、普段静かな牧場なのですが、職員に言わせると「まるで嵐が来たようだった」とのことでした。 ナニワパワーですね。
 本店のお客さんもたくさんいらっしゃたようで、おいしくお肉やさかなを食べて帰られました。
7月28日  よどがわ地域の組合員さんが大型バスで見学に来られました。 皆さんこの間に取り組んできた「酪畜循環産直」を学習するためにわざわざ来てくださいました。 今年は総代学習会にもお招きいただくなど、関心の高まりを感じます。
 このほかにも、とても多くの生協組合員さんが遠くからこの牧場まで見学に来てくださっています。 夏休みということもあって、子供さんたちと一緒に「食の安全」を体感されています。 申し訳ありません。 とてもすべてを紹介することができません。 皆さん本当にありがとうございました。 どうかまたおいでください。
7月26日  大阪からも子どもたちが来てくれました。 生協の「夏休み親子ツアー」で、すっかり毎年恒例の取組みになっています。
 最初は臭がったり、おっかなびっくりの子どもたちも、えさをやったり、牛と触れ合っていくうちにどんどんとけこんでいきます。
 一泊二日のツアーで、このあと県北の生協牛乳の生産者を訪ねたり、イサミの工場を見学します。 夜は津山に泊まり、酪農と畜産の生産者と交流を深め、牛乳とお肉が実はとても近い存在であることなどを学んでもらいました。 少しは夏休みの宿題に役立ったのでしょうか。
7月18日  こんどは子どもたちが15人、牧場にやって来ました。 鳥取と岡山の生協の組合員のお子さんたちです。 「ファームステイ」という催しで、今年で4回目になります。
 子どもたちは一泊二日の日程で、親と離れて牧場に泊まり、エサやりや場内の清掃など、生産者のお手伝いをします。
 みんな楽しく二日間を過ごしますが、食べものを作る生産者の苦労や、命のありがたさ・大切さも感じてくれているようです。
 日ごろは牛の鳴声だけの静かな牧場ですが、この二日間は黄色い歓声がやみません。
6月 8日  牧場に黒豚が2頭やってきました。 繁殖用のお嬢さんです。 岡山生まれの美人です。
 以前にも少し豚を飼ったことがありましたが、この2頭がとてもおとなしく、きれい好きなのに驚きました。
 今月中には人工授精をして、生まれる豚は放牧して飼うことになります。 「放牧黒豚」ですね。
 まったくの素人のすることで、エサをどうするか、どうやって保育するのかなど、すべてこれから手探りでやっていきます。 
5月17日  有田川の「特別採捕調査員」に選ばれ、試し釣りに行って来ました。
 朝から冷たい小雨が降るあいにくのコンディションでしたが、割り当てられたポイントがよかったらしく、午前9時半のスタートでいきなりのアタリ。 その後2時半の終了まで15匹。 チャラ瀬を泳がして結構掛かりました。
 今年は天然遡上が例年になく多いようで、ここ2〜3年のようなことはなさそうです。 盛期はまだまだ先ですが、とてもシーズンが待ち遠しくなる初釣行となりました。
4月28日  岡山工場がある、「勝央中核工業団地」はいま花盛りです。 団地内の各道路の植え込みのツツジが最盛期を迎えています。 工場ののり地にきれいに剪定されたツツジも赤やピンクや白と緑のグラデーションで私たちの目を楽しませてくれています。 だれがこのように美しく維持してくださっているのかわかりませんが、ありがたく感謝させていただきたいと思います。
 この工業団地にある多くの工場はこれから長期の休暇に入るようですが、できればたくさんの人に見ていただきたいものです。
 この日はすこし肌寒い一日でしたが、春の日差しは暖かく、そろそろ水もぬるんで、もう少しで…。 
4月21日  工場の帰りに牧場に寄りました。 すっかり暖かくなり、緑のじゅうたんを敷き詰めたように美しくなった放牧場では、和牛の親子がのんびりと寝転がったり草を食んだりしていました。
 この季節、わらびやぜんまい、タラの芽やこしあぶらなどの山菜がいっぱい芽を出します。 この日も期待して行ったのですが、先週来のこの日和で、タラの芽などは両手を拡げたようにすっかり大きくなってしまっていました。 写真はBBQ会場のそばにあったタラの芽です。 誰かが摘んだ後の二番芽でしょうか。 数日のタイミングをはずしてしまったようです。 来年は春の野の恵を満喫したいと思います。
4月17日 「酪畜循環産直」の概説ポスターを牧場のページからご覧いただけるようにしました。 
4月12日 「酪畜循環産直」の概略を説明した資料を牧場のページからご覧いただけるようにしました。 
4月9日  「酪・畜循環産直調印式」が行われました。パル・よどがわさんからも多くの役職員の皆さんに参加いただき、盛大な調印式になりました。
 「作る側」と「食べる側」の空間的、心情的な距離が遠くなり、食の世界ではいろんな問題が起きています。今回の取組みは、同じ地域の生産者が連携して、生協・組合員の皆さんに、酪農と畜産の関係、そして生産現場の現実を「顔の見える距離」でお伝えするとともに、安全な牛乳と牛肉を生産し、消費者組合員の皆さんがそれを消費して支える「生産と消費の循環」によって「産・消の距離を縮め、お互いを思い遣れるような関係づくり」の一助になるものと信じています。
3月25日  牧場に行って来ました。 時折、小雪まじりの雨が降る、風が強くて冷たい一日でした。 大阪に帰って、温かい飲みものをたくさんいただいて体を温めましたが、しっかり風邪を引いてしまいました。
 オカラクさんからいただいた子牛も8頭に増え、カウハッチが並ぶ光景には、少し育成農家らしい雰囲気が出てきました。
 やはり個体それぞれには差があるらしく、しっかり育ってくれそうな元気な子もいれば、なかには「大丈夫かな?」と先行きが少し心配な子牛もいるようです。 なんとかみんな立派に育ってもらいたいと思います。
3月23日  岡山工場の近くの枝垂桜です。 周りの桜はまだまだつぼみもかたそうなのですが、この桜だけは少し花を開いていました。
 ふつうの民家の庭先に咲いているのですが、ごらんのとおり、枝を大きく張り出して、道を越え、向かいの家にまで届きそうです。 地域の皆さんがこの桜を大切にされている様子がうかがえます。
 満開まではもう少し、といったところですが、いつも撮り忘れてしまうので、シャッターを押しておきました。 満開のときに通りかかって、忘れていなかったら、満開の写真と差し替えたいと思います(3/30差し替えました)。
3月4日 おからくさんからの子牛の導入実績を牧場のページから確認できるようにしました。
2月23日  視覚障害をお持ちの組合員さんたちとの交流会に参加させていただきました。 以前、牧場までご一緒させていただいた組合員さんもたくさん参加されていました。
 生協の商品を購入される際の苦労話や、日々の生活の中でいろいろ工夫されている様子など、明るく楽しく活発に発言されていました。 皆さんパワフルで明るい素敵な方々で、とても楽しいひとときを過ごさせていただきました。
 驚いたのは、多くの方が生協のお肉を積極的にご利用されているということ。 みなさんに喜んでいただけるよう、何かできないか、これからいろいろ考えてみます。 ありがとうございました。
2月20日
 いよいよオカラク生産者からの濡れ子の買取事業が始まりました。 記念すべき第一号は「おおうち牧場」さんの「70キロ君」でした。  第2号は石原牧場の「49キロ君」。 とても人なつこい子で、飼い主のやさしさがうかがえました。 写真左端は酪農生産者の石原保博さん。  荷台にカウハッチを固定した軽トラに2頭を積み込んで牧場に出発。 不安そうな顔をしていましたが、2頭ともわりとおとなしく車に乗ってくれました。
 「生協牛乳」の生産過程で副産される子牛を同じ生協の肉用「産直牛」として育てる取組みがスタートしました。
 消費者に牛乳とお肉を利用していただく
「循環消費」が生産者を支え、生産者が「連携生産」することで組合員のための産直事業を継続することができると考えています。
 色々問題も出てくるでしょうが、頑張って息永く続けて行きたいと思います。 
これからもよろしくお願いします。
 イサミ牧場に到着し、新居でくつろぐ「70キロ君」。 1月27日生まれですが、ちょっと大き目の濡れ子です。  人が近づくと興味深そうに顔を出す「49キロ君」。 2月2日生まれ。 幼い顔つきです。 2頭とも生後3ヶ月ぐらいまでカウハッチで保育されます。
2月9日  パルさんで学習会があり、紀ノ川さん、オカラクさんと共に招かれてお話をさせていただきました。 私の内容は「循環産直」。 産直牛肉と、生協牛乳の間を子牛で結ぶ取組みについてです。 酪農生産者の大変な現状と、ホルス産直を続けるために、今しなければならないことについてお話しました。
 地域のリーダーさん140人にお集まりいただきましたが、難しい話にも関わらず、皆さん一生懸命耳を傾けて下さいました。
 皆さんの感想文を拝見しましたが、いずれも生産者への思い遣りに満ちていて、心が温まりました。 ありがとうございました。
2月8日  イサミの年中行事、「感謝祭」を行いました。 会場は生野区の「成恩寺さん」。 大相撲大阪場所で「北の湖部屋」の定宿となっている臨済宗東福寺派の名刹です。 毎年、場所が始まる前のこの時期に開催させていただいております。
 私達を生かしてくれている家畜や植物など、すべての生命に感謝するとともに、イサミに関わった故人のご冥福をお祈りしました。
 「悉有仏性」、人や企業に課せられた善い働きを発揮することが世の中を善くする…。 それぞれの役割をあらためて認識した一日になりました。
1月16日  よどがわ入協予定の三人の若者が援農に来てくれました。 工場を見学した後、牧場で学習、夜は牧場のお肉でしゃぶしゃぶをしました。 ほどよくサシの入ったロースがとてもおいしかった(写真忘れました)のです。 生協を志望した動機など、自分達の想いを熱く語ってくれました。 見かけとは違い、しっかりした職業観・人生観を持っている三人でした。
 翌日はエサやりや飼槽の掃除など、寒い中がんばってくれました。 お疲れ様でした。 写真左端は今年から牧場に来てくれる安在(あんざい)君です。 よろしくお願いします。 
1月14日  今年初めて牧場に行って来ました。 とても寒い日で、日陰には数日前に降った雪がうっすらと残り、場内の池には厚い氷がしっかり張っていました。 牧場全体が凍てついて、「キーン」と音をたてそうです。
 写真は最近生まれた和牛の子どもです。 「チョッキ」を着せてもらっています。 暖かいのでしょう、嫌がりもせず、きちんと着ていました。
 それでもふきのとうはそろそろ出てくるのでしょう。 牧場が新緑に囲まれるまでもう少しのがまんです。
元 旦  新年あけましておめでとうございます。

 悉有仏性(しつうぶっしょう)

全てのものに仏のこころ「善いはたらき」が宿っています
牛にも・野菜にも、もちろん人にも
「善いはたらき」を活かさないことを「殺生」といいます
食べものを粗末にすることも殺生です
人の「善いはたらき」は「他をおもいやるこころ」
他をおもいやらないことは殺生です
他へのおもいやりがこの世界に満ち溢れますように


今年もよろしくお願いします。 拝

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