イサミ日記 WHAT`S NEW 2010  本文へジャンプ
あんなことこんなこと


12月31日  今年はいろんなことがありました。 しんどいことが多かったように思いますが、たくさんの皆さんのおかげでなんとか無事に年の瀬を迎えることができました。
 年頭申し上げたように「来た時よりも美しく」と想い、一年を過ごしてきたつもりですが、振り返ると反省することばかりです。
 それでも多くのお客様・お取引先様にお支えいただき、ただただ感謝申し上げる次第です。
 これからも一所懸命精進してまいります。 一年間本当にありがとうございました。 これからもよろしくお願いいたします。
12月29日  牧場の近くまで来たので寄って見ると…。 職員が大きなイノシシをクレーンで吊って解体していました。 100kg以上の大物です。 なんでも近くの知り合いの罠に掛かったのをいただいたのだとか。
 日高町さんの取り組みについては前回お知らせしたところですが、牧場の廻りにもイノシシはたくさんいます。 とうもろこしなどがキッチリ被害を受けます。 かわいそうですが、やはり駆除は必要のようです。 そのかわり、駆除したものもちゃんと食べてあげる。 それでいいのでしょう。
 お正月はみんなでおいしいボタン鍋を囲んで供養してやってください。
12月16日  和歌山県日高町さんが今年から取り組まれている有害鳥獣対策のシンボル的拠点「ジビエ工房紀州」を見学させていただきました。
 耕作放棄地の増大などにより、鳥獣による農林業への被害が拡大している中、日高町では本年度より町を挙げて鳥獣害対策に取り組まれています。 町内の猟友会の皆さんが駆除した害獣(イノシシ・鹿など)を衛生的に管理された施設で加工し、レストランなどのジビエ料理の原料として広く流通させ、害獣の駆除の促進と農林業の保護に資することを目的としています。 地域おこしの側面も担うこの事業は全国の自治体の注目も集めているようです。
12月 1日  新店オープンです。 平野区の加美に新しくできたスーパーサンコーさんのテナントとして入店させていただきました。
 1階がスーパーで、2階が複数の医院が入られる医療フロア、そして3階が空中庭園になる(まだ工事中)、とてもすてきな複合施設になっています。 太陽光発電を積極的に利用するなど、エコロジーへの取組みもこういった施設としては革新的なのではないでしょうか。
 地域の皆さんに必要とされ、また愛されるインフラになると思います。 一員として「お肉はイサミ」と言っていただけるよう、精進します。
11月26日  牧場もすっかり寒くなりました。 子牛の育成舎は谷の風が抜けて、夏はとても涼しいのですが、この季節はかなり寒くなるため、風邪引きさんが出てきました。 そこで四方をカーテンで囲うようにしました。 
 もう一枚の写真は、体調の悪くなった子牛に人間で言う「コ○ントッテ」のようなものをおなかに巻いてやったところです。 すこし体温も上がって元気が出てきたそうです。 牛も気持ちいいのか嫌がりません。
 これからもっと寒い冬を迎えますが、みんな元気に乗り越えてほしいものです。
10月26日 画像はありません。  口蹄疫で、飼育している豚を殺処分しなければならなかった生産者にお会いしてお話をうかがいました。 
 家畜埋設までの一連の過酷な作業と、その間に起きた事故や耐え難いほどの精神的な苦痛など、テレビでは伝えられなかったさまざまな出来事があり、それが未だに目に見えない深い傷となって残っていることを知りました。
 今回の口蹄疫禍がここまで凄惨な事件に発展してしまった原因もいろいろあったようですが、そうした全てをちゃんと検証し、記録することが大切だと思いました。
 高鍋の駅で風に揺れるコスモスと、ベンチのお年寄りが皮をむくミカンの香りに、深まりゆく秋を感じながら、二度とこのような事件が繰り返されないことを祈り、宮崎を後にました。
10月11日  先週の伊勢えび漁の帰り、有田川の鉄橋を渡るとき、車窓から良型の鮎が跳ねているのが見えたので、たまらず行って来ました。
 初めてのポイントでしたが、午後よく釣れました。 しかも今年これまでの有田では釣ることができなかった良型ばかり。 久しぶりに強烈なアタリと引きを堪能しました。
 例年ならこの時期はもう竿を納めているのですが、今年は掛かる魚体もまだまだ若く、盛期のように「スイカの香り」がする個体もありました。 ひつじ雲に彼岸花、空と山の風景はすっかり秋ですが、川の季節は少しズレているように感じます。
10月 6日  いろいろあって、熊野灘まで行って伊勢えび漁の舟に乗せていただきました。 漁場は遠浅の海岸線からほんの100mほどの沖合い。 網を引き揚げると次から次へと伊勢えびが上がってきます。 1時間ほどで写真のような「海老の山」が三つ。 300匹もいたでしょうか、びっくりです。
 漁師さんは「豊かな漁場は熊野川が運んでくれる自然の恵み。それを大事に守るのが漁師の役目」とおっしゃって、小さな海老はリリースするなど、資源保護にも努めておられました。
 帰りは古座・日置・富田・日高・有田などの名川を眺めることができました。 楽しい一日でした。
9月 5日  安曇川に釣りに行きました。 今年はどの河川も天然遡上が多く、魚影は濃いようなのですが、梅雨明けまでの低気温・低水温・大水の影響で全般に鮎が育っていません。 ある名人にうかがった話では、鮎が成長する時期に十分なコケを食べられる環境が整っていないと、鮎は貪欲に育たず、縄張りに固執しなくなるそうです。 人間や企業も一緒かもしれませんね。 例年ならこの時期は有田川に入っているのですが、鮎も小さく、オトリを追いません。 しかし琵琶湖の鮎はちゃんと攻撃してきます。 アタリも強烈です。 熱中症になりながらも、楽しませていただきました。
8月17日  「酪畜循環産直」の取組みを始めて、昨日おからくさんからの仔牛導入が累計で100頭を超えました。 これまで大きな事故もなく、順調に進んできています。
 仔牛を迎える新しい牛舎もほぼ完成。 これからは毎月約25頭の仔牛がこの牧場にやって来ます。 少しずつ新居も仔牛で埋まってきました(写真にマウスをもっていくと写真が変わります)。
 取組みから1年半が経とうとしていますが、まだまだ緒についたばかりです。 皆さんのあたたかいご支援をこれからもよろしくお願いします。
8月 9日  黒豚のいくよが11頭の子豚を産みました。 3月に続いての多産です。 大小の差はあるようですが、11頭みんな元気にしています。
 写真は放牧場から脱走した放牧豚が牛や馬と野菜くずなどのエサを食べているところです。
7月29日  本日から本店では特売セールを行っています。そして本日、「イサミちゃん牛すじカレー」がめでたくデビューしました。
 レトルトカレーですが、トロトロの牛すじがゴロンと入っていて、とても食感がいいのです。味も本店の職員みんなでテストを重ねながら作り上げました。
 通常価1パック360円(売出し期間中298円)と少し高めですが、この味はきっと皆さんに支持していただけるものと期待しています。
 本店と大阪・奈良の支店でも販売します。一度是非お試しください。
6月26日  24日から本店では特売セールを行っています。連日大勢のお客様にご来店いただいて、初日は惣菜のご利用が過去最高を記録しました。
 そんな中、ついにイサミ牧場の「放牧黒豚」をデビューさせました。 厚く切ったロースをトンカツにして食べてみましたが、肉が柔らかく、脂身に旨みを感じる、上等の仕上がりでした。 飼養方法やコスト問題など課題山積ですが、ちゃんとおいしく育ってくれたことがうれしく、ありがたくいただきました。
 引き続き皆様に支持されるお肉づくりに努めてまいります。
6月16日  先月10日に亡くなった弊社の代表取締役会長油井真佐雄の「お別れの会」を都ホテルで開催いたしました。 故人が生前お世話になった皆様にご臨席いただき、会長の遺徳をこころから偲んでいただきました。
 とても故人のような人間性の高みに達することはかないませんが、イサミの職員共々、あとを引き継ぐ者として、油井会長の名を汚さないように精進してまいります。 これからもよろしくお願いいたします。
 ご参会いただいた皆様、お忙しいところをお運びいただき、本当にありがとうございました。     拝
6月 9日  生産者・メーカー仲間の集い「西日本産直協議会」が今年も新大阪のホテルコンソルトで開催されました。 今回が2回目の開催となりましたが、それぞれが自分たちのお客様をご招待し、他の生産者・メーカーを紹介しました。
 いずれもおいしくてユニークな商品を持ち寄って来ているので、紹介する側も自分の商品を売り込むように、思わず力が入ってしまいました。 事務局の皆さん、本当にお疲れ様でした。 ありがとうございました。
5月 2日  今年も鮎釣りのシーズン到来です。 昨年に引き続き、解禁前の有田川に「特別採捕調査員」として、鮎の生育状況などを調査してまいりました。 今年は天然の遡上も良好で、魚影は濃いようなのですが、寒い日が続き、日照も十分でなかったためか、いずれも小ぶりで、釣果はイマイチでした。
 これから9月までの短い漁期ですが、暑い夏、冷たい水に浸かりながら、ゆったり流れる時間と自然を満喫したいと思います。
5月 1日  月刊誌「知致」の6月号にイサミの広告が載りました。 「知致」さんとご縁のある近畿地区の企業が数社掲載されていましたが、アイウエオ順だったらしく、名だたる企業のトップに掲載されていました。 知致出版の編集の方が丁寧に、そしてじょうずに作ってくださいました。
 誰にも気付かれていないようですが、この本に載せていただいたことがなんとなく嬉しく、数冊だいじにしまってあります。
4月29日  本店の近くに駐車場を設けました。 以前スーパーがあったところが分譲販売されていたので、お譲りいただきました。
 小さな駐車場ですが、車でご来店いただいていたお客様にも、これでゆっくりお買い廻りいただけると思います。
 また、ここで焼肉やお餅つきなど、地域の皆様とたのしい催しができたらいいなとも考えています。
4月 1日  新年度、今年も新しい仲間が増えました。 岡山工場に6名、本社・本店に3名の計9名の大漁入社となりました。 今年の新入社員はいずれも元気で個性豊かなメンバーがそろいました。 がんばってください。
3月19日  18日朝、黒豚(いくよ2歳)が出産しました。 8頭の子豚が新たに仲間入りです。 もう一頭の母豚(ふたみ2歳)も4月14日出産予定です。
3月11日  久しぶりに雪が積もりました。 放牧黒豚は楽しそうに遊び回っていました。 寒くないんですかねぇ。
3月 1日  イサミのキャラクターを作って見ました。 「イサミちゃん」です。
 本店の看板を作っていただいたTVチャンピオンに作成をお願いしました。 デザインは岡山の事務の女の子によるものです。
 お店の店頭やいろんな催し物で登場させたいと思っています。
2月27日  よどがわ市民生協の新入協職員3名が牧場に援農体験に来られました(名札をぶら下げた3人)。 これも毎年の恒例行事になりました。
 今回は牧場に泊まりこむなど、一段とディープな体験をしていただいたようですが、皆さんもの怖じすることなく、逞しくメニューをこなしていったようです。 ごくろうさまというより、申し訳ありませんでした。
2月23日  放牧黒豚です。 昨年10月に生まれた18頭も生後4ヶ月になりました。 愛くるしかったあの頃が懐かしいほどに大きくなってしまいました。 放牧しているからか、元気で増体も良好。 今では体重も70〜80sあるそうです。 みんな「健康優良児」です。
 ドロ遊びが好きで(写真左下)、ドロだらけです。 ひとなつこいため、油断をしていると、襲われて、こちらもドロだらけにされてしまいます(同右下)。

 3月・4月にも出産が予定されていて、このままだと牧場は豚だらけになってしまいそうです。
どうしよ。
2月8日  左の写真、下は去年の2月に酪農家の石原さんからいただいた、酪畜循環第一号の子牛です。 一年が過ぎ、上の写真のように大きくなりました。 体重49sほどだった子牛は、いまや400sを超えるまでに成長しました。 石原さんの農場で優しく育てられたので人なつこく、ほかの牛よりエサをよく食べてくれています。
 今年はおからくさんからの要望もあり、導入頭数をこれまでの毎月5頭から25頭に増やす計画です。 新しく迎える子牛たちの新居のための造成も始まりました(下の写真)。 春の訪れとともに、牧場は賑やかになりそうです。
2月7日  成恩寺さんをお借りして感謝祭を行いました。 私達のなりわいの根源である家畜と礎になってくださった故人の先輩たちに感謝し、その霊を慰めました。 日曜日にもかかわらず、多くのみなさんに参加していただき、盛大な催しとなりました。
 国家・地域社会・企業・家族と「社会」にはいろいろありますが、感謝と報恩はすべての社会の基本です。 同じ社会のなかで、また社会同士がおもいやり、感謝するようになれば世の中はもっと善くなると思います。
 このことを共有できる人達と一緒に仕事ができて幸せです。 ありがとうございました。
元 旦  
新年あけましておめでとうございます。


 〜 帰るとき、来た時よりも美しく 〜

皆様のおかげで
清清しい元旦を迎えることができました。
ありがとうございます。
イサミは今年も一所懸命精進し、
「少し善くなった」と皆様に思っていただけるよう、
つとめてまいります。
どうか本年もよろしくご愛顧いただきますよう、
お願い申し上げます。

皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
 

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